「素晴らしい6年間を過ごせて感謝」宮市亮がザンクトパウリ退団を報告。ドイツでは公式戦80試合、8ゴールを記録

2021年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

大怪我を乗り越え、今季終盤でピッチに復帰していた

今季は1試合の出場に留まった宮市。新天地での完全復活が望まれる。(C)Getty Images

 ドイツ2部のザンクトパウリに所属する宮市亮は5月24日、自身のインスタグラムを更新し、クラブ退団を報告した。

 宮市のザンクトパウリでの挑戦は怪我との戦いでもあった。

 2015年にアーセナルからザンクトパウリに加入したものの、左右両脚の十字靭帯断裂など長らく怪我に悩まされた。18-19シーズンは無事に過ごし、19-20シーズンは終盤まで順調にプレーを積み重ねていたものの、昨年6月5日のボーフム戦を最後に、再び戦線を離脱していた。それでも今季終盤の5月16日のハノーファー戦でベンチ入りすると、73分に投入され、約11か月ぶりにピッチに復帰。今季の出場はこの1試合にとどまっていた。

 宮市の現行契約は今年6月30日まで。去就が注目されていたなか、前日にはクラブから退団が発表され、一夜明けて本人もSNS上で5枚の思い出写真とともに、その胸中を以下のように綴った。

【画像】宮市亮が投稿した6年間の思い出!ファンへの感謝をドイツ語で綴る
 
「FCSP(ザンクトパウリ)のプレーヤーとして素晴らしい6年間を過ごせて感謝です。いつまでも心に残る素晴らしい時間でした。この素晴らしいクラブに居られて名誉でしたが、何よりもこれらの素晴らしいファンの前でプレーすることができて光栄でした。 残念ながら、状況によって皆さまに別れを告げることができませんでした。大変な時でも、いつも私を後押ししてくれて、心から感謝しています。 離れるのは寂しいです!どうもありがとう」

 この投稿にファンも反応し、「これからも応援してます」「ありがとう」「レジェンド」「決して忘れない!」など多くのメッセージが寄せられた。

 28歳となった宮市は、クラブ在籍6シーズンで公式戦80試合に出場し、8ゴール、9アシストを記録した。中京大中京高から海外に渡ってプロデビューした快足ウインガーの次なる戦いの場は果たして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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