現地時間５月23日に、リーグ・アン最終節が一斉開催された。

　首位のリール（勝点81）を追う、２位パリ・サンジェルマン（勝点80）は、アウェーでブレストと対戦。４連覇の可能性にかけて勝利を収めるべく、ブラジル代表FWネイマールや、フランス代表FWキリアン・エムバペらが先発に名を連ねた。

　先制のチャンスはパリSGに訪れ、17分にディ・マリアがエリア内で倒されてPKを獲得する。しかし、キッカーのネイマールがこれを外してしまうという痛恨のミスで絶好機を逃す。

　その後、パリSGは攻めあぐねる展開が続くが、37分にCKを獲得。右CKのキッカーを務めたディマリアのボールがキンベンペの背中に当たって敵DFに当たり、オウンゴールを誘発して１点を先制する。
 

　後半をリードして迎えたパリSGだが、残留争いの渦中にあるブレストが明らかにギアを上げ、カウンターから度々ピンチを迎えるものの、守護神ナバスの好セーブで難を逃れる。

　前がかりになったブレストに対して、71分、ショートカウンターからエムバペが追加点をあげ、２-０と突き放す。エムバペはこのゴールで今季27得点目をマークし、得点王に輝いている。

　しかし、他会場で首位リールがアンジェに２-０で勝利を収めたため、優勝が決定。パリSGの追い上げは及ばず、４連覇を逃す結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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