【J1】首位攻防戦は浦和が完勝! ゴールラッシュでFC東京をねじ伏せる

2015年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

李が今季初ゴール! 関根、武藤、梅崎が続き4ゴールの圧勝劇。

梅崎がダメ押しの4点目を決める。浦和が首位攻防戦を制した。

 注目のJ1首位攻防戦は、浦和に軍配が上がった。
 
 5月16日、1stステージ・12節の8試合が開催され、埼玉スタジアムでは首位浦和と2位のFC東京が激突。日本代表のハリルホジッチ監督も視察した試合は、4ゴールを奪った浦和が快勝し、首位の座を守っている。

【J1 PHOTOハイライト】浦和 4-1 FC東京
 
 序盤から浦和がペースを掴み、FC東京を押し込んだ。5分には左サイドへの展開から、宇賀神のアーリークロスに飛び込んだ李が左足で流し込み先制。その後も興梠、武藤らが積極的に仕掛けて相手ゴールを脅かす。
 
 FC東京は、日本代表候補キャンプで負傷し、出場が危ぶまれた武藤が先発出場。前線からの果敢な守備と裏への抜け出しで次第に存在感を見せると、25分にはCKからヘディングでゴールを狙うも枠を捉えきれない。
 
 逆に浦和は42分、興梠が左サイドへ展開し、再び宇賀神が精度の高いクロスをゴール前に入れると、関根が右足のボレーで合わせ追加点を挙げた。
 
 後半に入っても浦和の勢いは止まらない。47分には前線のコンビネーションで関根が右サイドを深くえぐりクロスを供給。これを武藤が右足で流し込み、浦和が3点目をゲットする。
 
 反撃に出たいFC東京は74分に太田のクロスから前田が今季初得点となるヘディングシュートを決めるものの、直後の76分、梅崎に左足で叩き込まれ、再び3点差とされてしまう。
 
 結局、試合は4-1で浦和が快勝。優勝争いのライバルを直接叩き、首位固めに成功した。浦和は勝点を27とした。一方のFC東京は勝点23のままで、鹿島と引き分けた広島がFC東京を得失点差で上回っている。
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