南野拓実は無念の出番なし…サウサンプトンの連勝は2でストップ、敗れたリーズに珍記録達成を許す

2021年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウォード=プラウズのFKは惜しくも…

南野は3試合ぶりに出番なしに終わった。(C)Getty images

 現地時間5月18日に開催されたプレミアリーグ第37節で、日本代表FW南野拓実の所属する14位のサウサンプトンは、10位のリーズとホームで対戦。南野は3試合ぶりにベンチスタートとなった。

 2連勝中のサウサンプトンは開始2分、いきなりビッグチャンスが訪れる。アームストロングがするすると持ち上がり、左サイドから上げたクロスに、ゴール至近距離からアダムスがヘッドで合わせるが、GKカシージャの好守に阻まれる。

 さらに20分には、ゴール前中央でヴェステルゴーから横パスを受けたアームストロングが、思い切りよく右足を振り抜くが、枠を捉えることはできない。

 スコアレスで折り返した後半開始直後の47分、ホームチームはゴール前の好位置でFKを獲得。名手ウォード=プラウズが右足で鋭いシュートを放つも、枠の角に当たり、惜しくもゴールとはならない。
 
 49分にはダラスにペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを浴びるが、ここは守護神マッカーシーがファインセーブを見せ、事なきを得る。

 膠着状態が続くなか、サウサンプトンは70分にレドモンドを送り込み、状況の打開にかかる。しかし直後の73分、縦パスからバムフォードに抜け出されて被弾。先制点を奪われてしまう。

 劣勢に立たされたホームチームは78分に3枚目の交代カードでディアロを投入。南野に出番は訪れず、規定によりプレーできなかったリバプール戦以来、3試合ぶりの出場機会なしとなった。

 サウサンプトンはその後、猛攻を仕掛けるも、得点には結びつかず。後半アディショナルタイムにはロバーツに致命的な追加点も許して0-2で敗戦。連勝は2で止まった。

 一方、最終節にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとホームで対戦するリーズは、今シーズンのアウェーゲームでドローなしが確定(10勝9敗)。2018-19シーズンのトッテナム以来、プレミアリーグでは史上2クラブ目の記録となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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