ヘンク伊東純也の移籍金は、12億円超に? 今夏の移籍が「ベストタイミング」も、クラブは残留を希望か

2021年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「移籍金を明らかにした」とベルギー紙が報じる

文字通りベルギーで無双している伊東。 (C)Getty Images

 伊東純也が所属するヘンクは、現在ベルギー・リーグ優勝を決めるプレーオフに参加中。4試合を終えて2位につけ、残り2試合で首位クラブ・ブルージュとの勝点は5ポイント差にある。

 伊東は1ゴール・3アシストと、4試合負け無しのチームの快進撃に貢献。前節2-1で勝利したアンデルレヒト戦では得点にこそ絡まなかったものの、攻守に献身的なプレーが評価され、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 2023年6月末まで契約を残している快足アタッカーだが、ヨーロッパの複数のクラブが獲得に関心を寄せていると現地では報道されている。そのため、ヘンクは伊東の移籍金について見解を明らかにしたようだ。現地紙『La Derniere Heure』が報じた。
 
「イトウは28歳で、まだ2023年まで契約を残している。だが、トップリーグへの移籍を勝ち取るには、今夏がベストタイミングだと本人も、そしてクラブも考えているようだ。日本人アタッカーの移籍に対して、ヘンクは最低でも1000万ユーロ(約12億5000万円)を希望しているという」

 しかし、一方でクラブは残留を希望するという意向も強いという。

「彼は素晴らしいシーズンを送っている。これまでの公式戦40試合で12ゴール・15アシストという好成績は、市場想定価値(650万ユーロ)を大きく上回ると言えるだろう。だが、クラブは来年もイトウを引き留め、まず国内タイトル総なめを目標に掲げたいという気持ちもあるようだ」

 果たして、伊東は新天地を求めるのか、それともベルギーで無双するのか。今後の動向に注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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