現地時間５月23日に、リーグ・アン最終節が一斉開催され、リールが10年ぶりに王座奪還に成功した。

　勝点81の首位で最終戦を迎えたリールは、ホームでアンジェと対戦し、２-０で勝利。２位で勝点80のパリSGがブレスト戦を２－０で終えて追い上げたが及ばず、リールの2010-11シーズン以来となる優勝が決定した。

　クリストフ・ガルティエ監督体制４年目となる同クラブは、開幕から堅守速攻スタイルが冴え渡り、ここまでわずか３敗と抜群の安定感を披露。トルコ代表FWブラク・ユルマズの得点力も光った。

　王者パリSGのもたつきもあったとはいえ、資金力や抱えるタレントでは雲泥の差があるメガクラブの４連覇を阻んだのは称賛に値する。直接対決でも１勝１分と勝ち越すなど、文句なしの戴冠と言っていいだろう。　

構成●サッカーダイジェストWeb編集部