【J1採点&寸評】鹿島5-3横浜|プロ初ハット達成の土居が文句なしのMOM。2得点のオナイウは「7」

2021年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――汚れ役を買って出た三竿

【警告】鹿島=常本(43分、86分)横浜=扇原(29分)、エウベル(41分)
【退場】鹿島=常本(86分)
【MAN OF THE MATCH】土居聖真(鹿島)

[J1第14節]鹿島5-3横浜/5月15日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
先制されながらも前半のうちに追いつき、後半の立ち上がりに畳みかけ、一気に勝利を手繰り寄せた。終盤に失点を重ねてしまったものの、90分間アグレッシブに戦う姿勢を失わず、11戦負けなしの横浜をねじ伏せる。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
勝ちきったとはいえ、GKとしては3失点に喜びも半減か。失点後にボールをなかなか離さず、もどかしさや悔しさ、いらだちなど、複雑に入り混じった感情を垣間見せた。

DF
32 常本佳吾 6
一瞬たりとも気の抜けない韋駄天の前田に食らいついた。こうしたインテンシティの高い実戦経験が必ずや血となり、肉となるはずだ。イエローカード2枚による退場は猛省すべきだし、もったいない。終了間際で大勢に影響はなかったとはいえ、せっかくのハイパフォーマンスも台無しになりかねない。

DF
39 犬飼智也 6
ロングフィード一発で招いた12分のピンチを冷静に対処。ハンドにならないよう、体勢を整え、シュートをはね返した。
 
DF
28 町田浩樹 6
先制点を奪われたシーンでは、サイドでのワンツーパスに後手を踏み、あっさりクロスを許したのは課題が残る。だが、90分を通してのパフォーマンスはマイナス査定とまではいかないだろう。

DF
14 永戸勝也 6
1対1でのシュートブロックやワンツーパスで自身の背後を取られそうな時にそれを阻止。この日は守備面での奮闘が光った。

MF
4 レオ・シルバ 6.5
開始早々に相手FWエウベルとの激しいデュエルは見応え十分。前半終了間際には左クロスをニアサイドから右足ボレーでコースを変えた。惜しくも得点にならなかったが、バーを直撃し、会場を沸かせた。

MF
20 三竿健斗 6
勝つために汚れ役を買って出た。"いざ"となったらファウルも辞さず、身体をぶつけて、相手の行く手を阻んだ。

【J1第14節PHOTO】鹿島5-3横浜|土居、土居、土居! からの~、荒木!上田!!大量5得点で鹿島が点の取り合いを制す!!
 

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