名古屋が今季12度目の無失点ゲーム!柿谷弾とマテウスの2発で清水に勝利。キャプテン丸山が負傷交代のアクシデントも…

2021年05月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水は8試合勝ち星から遠ざかる

4月11日の大分戦以来、8試合ぶり今季2ゴール目を決めた柿谷。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは5月15日の「Jリーグの日」に第14節の8試合を各地で開催。IAIスタジアム日本平で行なわれた清水エスパルスと名古屋グランパスの一戦は、3-0でアウェーの後者が勝利を収めた。

 ホームの日本平で勝ち星のない清水は、前節の横浜FC戦から2選手を変更。ヴァウドと負傷から復帰したカルリーニョス・ジュニオがスタメンとなった。

 一方の名古屋は、コロナウイルスに感染して不在だったマッシモ・フィッカデンティ監督が復帰。前線3選手を入れ替え、ガブリエル・シャビエル、相馬勇紀、柿谷曜一朗を先発起用した。

 試合は、アウェー名古屋が先手を奪う。

 17分にG・シャビエルがカットインから左足のシュートを放つも、これはクロスバーに嫌われる。しかし、24分、敵陣左サイドでFKを得ると、キッカーのマテウスが鋭いクロスをゴール前に供給。相手DFに当たり浮き球のルーズボールにいち早く反応した柿谷が身体を倒したボレーシュートでネットを揺らす。柿谷は8試合ぶりの今季2点目となった。

【動画】「待ってました!」柿谷曜一朗の8試合ぶり今季2点目!

 さらに50分、右サイドのマテウスがドリブルから左足を一閃。低弾道の強烈なボールがそのままゴールに吸い込まれ、名古屋が2-0とリードを広げる。
 
 しかし53分にアクシデントが発生。昨季からフル出場を続けていたキャプテンの丸山祐市が負傷。55分に木本恭生と交代。丸山は歩いてピッチを後にしたが……。キャプテンマークは吉田豊に引き継がれた。

 名古屋はミスから66分に右サイドのディフェンスライン裏へのパスを許す。奥井諒のクロスからチアゴ・サンタナに決定的な場面を作られるが、ヘディングシュートは力なく、GKランゲラックが難なくセーブした。

 89分にもマテウスのこの日2ゴール目が決まった名古屋は、清水の反撃を持ち前の守備力で抑え込み、無失点のまま3-0でゲームを終えた。

 この結果、8試合勝利のない清水は勝点12は変わらず、今季12度目の無失点ゲームとした名古屋は同35に積み上げた。

 5月22日の行なわれる次節、清水は、19日のルヴァンカップの最終節、横浜F・マリノス戦を経て、敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦。名古屋は中6日でアウェー徳島ヴォルティス戦を迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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