【J1】鹿島が圧巻のゴールショーで横浜を粉砕。名古屋は清水に3発完勝。FC東京は6試合ぶりの白星

2021年05月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島は土居のハットトリックなど計5ゴール

93年の開幕からJ1で戦い続ける鹿島と横浜の“オリジナル10”対決は、土居(写真)のハットトリックなど5ゴール奪取の鹿島に軍配。写真:田中研治

 J1リーグは5月15日、第14節の計8試合を各地で開催。93年の開幕からJ1で戦い続ける鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの"オリジナル10"対決は5-3で鹿島が点の取り合いを制し、ヴィッセル神戸対セレッソ大阪の"神阪ダービー"は1-1で引き分けに終わった。

 鹿島対横浜の好カードでは、計8つのゴールが生まれた。25分に横浜がオナイウ阿道のゴールで先制も、鹿島は40分、土居聖真の得点で同点に追いつく。後半に入ると、鹿島が一気にたたみかける。46分、53分にゴールネットを揺らした土居がハットトリックを達成。さらに55分に荒木遼太郎、77分に上田綺世も加点。横浜はオナイウ、天野純の反撃弾も実らず。鹿島が5発完勝を収めた。

 C大阪をホームに迎えた神戸は、75分に坂元達裕に決められてリードを許す。このまま0-1でタイムアップかと思われたが、終了間際にトーマス・フェルマーレンが値千金の同点弾をゲット。勝点1を分け合う結果となった。

 前節の鹿島戦ではシュート0本で0-2と手痛い黒星を喫した名古屋グランパスだったが、今節の清水エスパルス戦では攻撃陣が奮起して3-0の勝利。24分に柿谷曜一朗が先制弾、50分に追加点を挙げたマテウスは、89分にも得点。自慢の堅守も最後まで崩れなかった。

 ベガルタ仙台対アビスパ福岡の一戦は、1-0で福岡が勝点3を掴む。0-0で推移したまま迎えた90+1分、福岡の渡大生が勝負を決するゴールを挙げる。昇格組の福岡はこの勝利で5連勝を達成し、暫定5位に浮上した。

 柏レイソルの敵地に乗り込んだFC東京は4-0の完封勝利。11分にディエゴ・オリヴェイラ、17分、18分にアダイウトンが連続得点と、前半だけで3点を奪取。後半は柏の猛攻を受けるも、チーム全体で集中力の高い守備を見せゴールを守り抜く。そしてアディショナルタイムに三田啓貴がダメ押し弾。この試合を迎えるまで5連敗と低迷していたFC東京が久々の白星に喜びを爆発させた。

 その他、サンフレッチェ広島対徳島ヴォルティスは1-0で徳島が勝利、大分トリニータ対サガン鳥栖は1-1でドロー。2-0で湘南ベルマーレを下した横浜FCは、待望の今季初勝利を手にした。
 
 J1第14節の結果と日程は以下のとおり。

▼15日の結果
仙台 0-1 福岡
清水 0-3 名古屋
鹿島 5-3 横浜
柏 0-4 FC東京
広島 0-1 徳島
大分 1-1 鳥栖
神戸 1-1 C大阪
横浜FC 2-0 湘南

▼16日の予定
川崎対札幌
G大阪対浦和

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【動画】フェルマーレンの強烈な一撃! 神戸が土壇場で同点弾!
 

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