「ケチャドバだ」「歴史的ゲーム」ミランの圧巻ゴールラッシュにファン大熱狂!

2021年05月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

7ゴール勝利は実に62年ぶりだった。

トリノ戦で7ゴールを奪ったミラン。レビッチ(12番)はハットトリックの活躍だった。写真:Alberto LINGRIA

 現地時間5月12日のセリエA36節で、対戦相手のトリノを文字通り粉砕したのがミランだ。
 
 19分にテオ・エルナンデズのミドルシュートで先制すると、26分、50分、62分、67分、72分、79分にも面白いように加点。エースのズラタン・イブラヒモビッチを怪我で欠く中、なんと大量7ゴールを奪ったのだ。
 
 しかも失点0の完全勝利で、ミランが7点差で勝利するのは1959年6月のウディネーゼ戦以来、実に62年ぶり。さらにアンテ・レビッチのハットトリックはミラン入団後はじめて、テオの今シーズン二度目の2ゴールは欧州5大リーグのDFでは唯一など諸々のレコードもあったこの試合の勝利で、ミランはセリエA3位の座をキープ。残り2試合の中あと勝点3で4位以内が確定し、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権獲得が決まる。
 
 今シーズンのミランは開幕から絶好調で、冬のチャンピオン(前半戦首位)にも輝いた。後半戦は怪我人の多さもあって失速し、同じ街のライバルであるインテルに優勝を譲ったものの、テクニカルディレクターのパオロ・マルディーニが「開幕前、オーナーからCL行きは義務づけられていなかった」と語っている通り、戦力・経験値を考えれば4位以内でも十分な成功だ。最後のCL出場権獲得は12-13シーズンまで遡る。
 
 その意味でも、ミラニスタにとってトリノ戦の大勝は改心だった。SNSには興奮気味なファンのコメントが並んだ。
 
「最高すぎる」
「なんて試合だ」
「レビッチとテオが大爆発」
「歴史的ゲームだ」
「アウェーゲームに強いにしても(トリノ戦を含めて15勝1分け2敗)、これはビックリ」
「ユベントス戦(3-0)に続く完全勝利」
「ついにCL復帰が目前だ」
「入る時には入るものんだな」
「あと2試合、集中していこう」
「5点目以降はトリノが可哀想だった」
「イブラ抜きでこの決定力はヤバイ」
「ピオーリ監督すごい」
「ミランがケチャドバだ」
 
 前節のユベントス戦で3-0、このトリノ戦で7-0とここ2試合は恐るべき得点力を誇るミラン。5月16日のカリアリ戦もこの勢いのまま勝利し、7年ぶりのCL復帰を決めたいところだ。

【動画】ミランの大量7ゴールはこちら!
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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