「新しい挑戦を探していた」なでしこジャパン熊谷紗希がバイエルン移籍! 前所属リヨンでは女子CL5連覇

2021年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これは熱い」「凄すぎる」

バイエルンに新天地を求めた熊谷。メダル獲得を目指す今夏の東京五輪でも活躍が期待されている。(C)Getty Images

 ドイツのフラウエン・ブンデスリーガ(女子リーグ)の強豪バイエルン・ミュンヘンが5月12日、日本女子代表の熊谷紗希の加入を発表した。2年間の契約にサイン。同クラブではかつて岩渕真奈もプレーしていた。

 北海道出身の熊谷は常盤木学園高を卒業後の2009年、浦和レッズレディースに加入。リーグ優勝などを経験し、11年7月にはドイツのフランクフルトへ移籍。同クラブで2シーズン在籍し、13年6月にフランスのリヨンに新天地を求めた。リヨンでは7度のリーグ優勝ほか、女子CLでは5連覇などに貢献した。

 代表では08年から活躍。11年のワールドカップ優勝、翌年のロンドン五輪で準優勝、15年のワールドカップ準優勝、18年のアジアカップ優勝など、日本の女子サッカーの輝かしい歴史を築いてきたひとりだ。

 今回のバイエルン移籍に対し、「これは熱い」「凄すぎる」「ビッグクラブからビッグクラブへ」「サキさんの加入で何かが変わるかもしれないなぁ」「最後は浦和に帰って来てね」といったコメントが寄せられた。
 
 クラブの公式HPでは「新しい挑戦を探していた。昨季チャンピオンズリーグ準々決勝でFCバイエルンと対戦した時、凄い団結力を持ってプレーし、非常に良いチームだと気が付いた」と熊谷のコメントを紹介している。

 メダル獲得を目指す今夏の東京五輪でも活躍が期待されている、なでしこジャパンの最重要キーマンの新たなチャレンジに注目だ。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【写真】バイエルン移籍! 新天地のキットに身を包んだ熊谷紗希
 

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