19歳グリーンウッドがルーニー超えの大記録を達成!本人は“不滅化”に意欲「僕の記録は破らせない」

2021年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「悪い癖」にも言及

アストン・ビラ戦で決勝点を奪い、喜びを爆発させるグリーンウッド。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが、レジェンド越えを果たした。クラブ公式サイトが伝えている。

 現在19歳のグリーンウッドは、2018-19シーズンに下部組織からトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。2年目の昨シーズンに、リーグ戦31試合で10ゴールを挙げ、一気にブレイクを果たした。

 勢いそのままに今シーズンもコンスタントに出場を重ね、現地時間9日のプレミアリーグ第35節、アストン・ビラ戦ではチームを逆転勝利へ導く決勝点を奪い、プレミアリーグ通算16ゴール目をマーク。

【動画】振り向きざまに左足一閃!19歳新星のルーニー越えの瞬間(1分13秒~)

 これにより、代表の大先輩で、現在はイングランド2部のダービー・カウンティで指揮を執るウェイン・ルーニーが持つ、10代での同リーグ通算得点数のクラブレコードを塗り替えた。

 グリーンウッドは、試合後にインタビューに応じ、記録達成の瞬間を振り返るとともに、さらなるゴール量産に意欲を見せている。
 
「(相手DFタイロン・ミングスが)ボックス内でタイトに寄せてくるのは分かっていたので、ちょっとした動きを加えることでスペースが生まれると思った。上手くフィニッシュさせられた。点を決められて嬉しいよ。これからもゴールを決めたい。それで僕の記録を破られないようにする!」

 アストン・ビラ戦では、負ければ宿敵マンチェスター・シティのリーグ制覇が決まるというなかで、24分に先制点を奪われるも、52分にブルーノ・フェルナンデスのPKで追いつき、直後の56分にグリーンウッドが逆転弾、そして87分にはエディソン・カバーニの3戦連発弾で突き放し、ユナイテッドはなんとか優勝決定を阻止した。ただ、おなじみのパターンは「悪い癖」だとし、自戒している。

「逆転して勝点3を獲得できるのは悪くはないけれど、相手に点を決められて目を覚ましているということ。前半のシュートを決められていたら、逆転する必要なんてなかった」

 ユナイテッドは、アストン・ビラ戦から中1日でレスター戦を行ない、そこから再び中1日でリバプール戦と、連戦が続く。厳しいスケジュールのなかで、新進気鋭のティーンエイジャーに求められる役割は大きい。

 なお、11日にレスターに敗れた瞬間、シティの2年ぶり7度目の戴冠が確定する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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