「サカイよ、日本人選手も悪くなかった」J復帰報道の酒井宏樹、仏メディアがマルセイユ退団を惜しむ「闘志と使命感は誰よりも輝いていた」

2021年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人DFには何が残るだろうか?」

​​​​​​9年ぶりにJリーグ復帰が濃厚視されている酒井。​(C)Getty Images

 マルセイユに所属する酒井宏樹が日本に復帰するとの報に、フランス・メディアが反応した。

 サムライ戦士が浦和レッズと契約を結ぶという日本での報道を受けて、「サカイはマルセイユを離れて日本に戻る」との記事を掲載したのが『SO FOOT』だ。

「マルセイユでの5シーズンの後、日本人DFには何が残るだろうか?」と切り出し、次のように綴っている。
 
「すでに181試合に出場し、(オーナーのフランク・)マッコート体制で最も起用されたプレーヤーというステータスがある。ハノーファーからひっそりと移籍してきたサカイは、才能以上に、闘志と使命感が誰よりも輝いていた」

 さらに、記事は「(17-18シーズンの)ヨーロッパリーグ(準々決勝)のRBライプツィヒ戦で、アディショナルタイムに5-2とするゴールを奪い、マルセイユに消えることのない痕跡を残した」と続け、最後に「サカイよ、日本人選手も悪くなかった」と締めくくった。

【動画】EL準々決勝で決めた酒井宏樹のゴールに大はしゃぎするマルセイユの同僚たち

 歴代の指揮官から信頼を勝ち取り、ファンからも愛された酒井。その退団を地元メディアも惜しんでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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