湘南が名古新太郎&ウェリントンのゴールで大分に2-0勝利!8戦負け無しでチーム記録を更新

2021年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK谷がビッグセーブ

17分に決めた名古の今季2ゴール目が決勝点となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月9日、第13節の7試合を各地で開催。レモンガススタジアム平塚で行なわれた湘南ベルマーレと大分トリニータの一戦は、2-0でホームチームが勝利を収めた。

 チーム新記録となる7戦負け無し中の湘南だが、内訳は1勝6分となかなか勝点が伸びず、同12で15位。前節からはスタメンを2人入れ替え、田中聡、タリクが先発起用された。

 前節の清水エスパルス戦で連敗を7でストップさせた大分は、2選手を変更。香川勇気、小林成豪が外れ、福森健太、渡邉新太が入る。

 試合は、前半にホームチームが先手を奪う。

 17分、左サイドを駆け上がった町野修斗のクロスがやや風で押し戻される。しかし、ファーサイドで上手くとらえた名古新太郎がワントラップ後に倒れ込みながらもゴール右隅にシュートを収め、待望の先制点を手に入れる。

 その後は相手にボールを握られる時間帯でも、堅固な守備ブロックで決定機を与えず、前半はシュート0本に抑える。直近7試合でわずか2失点の堅守が発揮される。
 
 反撃に出たい大分は、59分に決定機を迎える。

 味方とのワンツーで右サイドのスペースに走り込んだ松本怜が浮き球クロスを供給。ニアサイドの長沢駿の後ろに走り込んだ渡邉が強烈なシュートを放つものの、GK谷晃生に防がれてしまう。

 決定機を逃した大分は、直後に大ピンチを迎える。67分にGK谷からのロングボールの対応にペナルティエリア横の左サイドへ飛び出したGKポープ・ウィリアムが湘南の大橋祐紀と入れ替わる形になり、無人のゴールへシュートを許す。しかし、角度がない位置からのシュートは枠を捉えることが出来ず事なきを得る。

 その後もゴールを目指した大分だったが、アディショナルタイムに交代出場の湘南ウェリントンにゴールを許し0-2で敗れた。

 この結果、今季3度目の複数得点を記録し、無敗記録を8試合に伸ばした湘南は勝点15とし、大分は同8は変わらず。

 5月15日に行なわれる次節、湘南は横浜FCと敵地で対戦、大分はホームでサガン鳥栖を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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