バイエルンが前人未到のブンデス9連覇、31度目の戴冠を達成! 来季監督ナーゲルスマンが率いるRBライプツィヒの敗戦で決定

2021年05月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ライバル不在でお決まりの独走

31度目の戴冠を果たしたバイエルン。もちろんリーグ最多だ。(C)Getty Images

 現地時間5月8日に開催されたブンデスリーガ第32節で、2位のRBライプツィヒが5位のドルトムントと対戦した。

 残り3試合で勝点71位の首位バイエルンを同64で追うRBライプツィヒは、5日後に行なわれるDFBカップ決勝の前哨戦となったこの上位対決に、2-3で敗北。この結果、バイエルンの前人未到の9連覇、最多31回目のリーグ制覇が決定した。

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 ハンジ・フリック体制2年目のバイエルンは、昨シーズンほど圧倒的な強さを見せたわけではなく、苦戦する試合が少なくなかった。だが、追ってくるライバルもなく中盤戦以降はお決まりの独走態勢を築いた。

 DFBカップでは20シーズンぶりの2回戦敗退、連覇が懸かったチャンピオンズ・リーグでも準々決勝でパリ・サンジェルマンにリベンジを許すなど、不本意な結果に終わったが、ブンデスリーガでは他の追随を許さなかった。

 フリックの退任が決定している絶対王者は、来シーズンに現在RBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマンを新指揮官に迎え、10連覇の偉業に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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