S・ラモスが左足ハムストリングの炎症で一足先に今季終了か。5日のCLチェルシー戦で復帰したばかり

2021年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

急ピッチでのぶっつけ本番が仇に

症状は重くないというS・ラモス。今季中にその姿を再びピッチで見ることはできるか。(C)Getty Images

 レアル・マドリーは現地時間5月8日、セルヒオ・ラモスがクラブ医療部門の検査を受け、その結果、左足ハムストリングの炎症と診断されたことを発表した。

 筋肉系の怪我や新型コロナウイルスの感染で離脱していたS・ラモスは、5日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ準決勝・チェルシー戦(●0-2、2戦合計1-3で敗退)の第2レグを前に急ピッチで仕上げスタメン出場。ぶっつけ本番での復帰が仇となった形だ。

 スペイン紙『AS』では、専門家のゴンザレス医師の「深刻な怪我ではなく、S・ラモスは回復するだろうが、年齢的に完璧な状態でプレーに復帰するには、しばらく時間がかかるかもしれない」という言葉を伝え、今シーズンの残り4試合を欠場する可能性も示唆している。
 
 今年に入ってからコンディション不良が続き、シーズン後半戦をほぼ棒に振っている35歳のディフェンスリーダー。今回の新たな負傷は退団が囁かれる今オフの去就にも、少なからず影響を及ぼすのだろうか。

 熾烈なリーグ優勝争いを繰り広げるなかで、マドリーにとっては手痛い精神的支柱の再離脱となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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