【J1採点&寸評】鳥栖×松本|ルーキー鎌田のクラブ史上最年少ゴールで鳥栖がドローに持ち込む

2015年05月11日 サカクラゲン

リーグ戦初出場のルーキーが大仕事をやってのける。

【警告】鳥栖=なし 松本=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鎌田大地(鳥栖)

【試合内容】
 試合開始直後は、松本がFWオビナを使いながら鳥栖ゴールに襲い掛かった。しかし、25分過ぎから中盤を支配し始めた鳥栖がペースを掴む。後半に入り鳥栖がCKなどセットプレーで優勢に試合を進め、決定機も作り出した。
 
 それでも先制したのは松本。セットプレーから大久保が決めて先制に成功した。
 
 対する鳥栖は72分にルーキーの鎌田を入れて推進力をアップ。終了間際にその鎌田がクラブ史上最年少記録となるゴールを決めて追いつく。さらにチャンスを迎えた鳥栖だったが、無念にもクロスバーに嫌われドローの結果に。
 
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・11節

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【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
前半は互角の戦いを見せていたが、後半に入ると圧倒的にゲームを支配し、終了間際の得点につなげた。
 
松本 6
19本のシュートを受けながらも、カウンターで鳥栖を苦しめFKから先制点を奪い、敵地での勝点3は目前にあったが……。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
1 赤星 拓 6
危ない場面は少なかったが、今季出場している試合では失点が続いているだけに、できれば無失点に食い止めたい。
 
DF
15 丹羽竜平 6
前半はやや抑え気味だったのか、後半に入ってから攻撃のリズムに乗った感がある。
 
36 菊地直哉 6
全体的にソツなのないパフォーマンスを見せたが、失点のシーンだけは悔いが残る対応に。
 
29 谷口博之 6
松本の攻撃陣を身体を張って抑え、試合終盤にはパワープレーで最前線に上がって勝ち越しを狙った。
 
23 吉田 豊 6
前半は目立つ活躍こそなかったものの、後半に入って積極的にシュートを狙うシーンも出てきた。
 
MF
8 水沼宏太 6
前半から積極的にポジションチェンジを行ないながら、松本のディフェンスを苦しめたが82分に無念の交代。
 
28 高橋義希 5.5
前半に果敢なオーバーラップを見せるも一歩届かず、後半に攻撃的にシフトチェンジしたため72分に交代。
 
14 藤田直之 5.5
前半の決定機を外して苦しい展開になった上に、CKやFKで豊田を狙うも実らず。
 
10 キム・ミヌ 5.5
前半は積極的にボールに絡む活躍を見せていたが、時間の経過とともに存在が薄くなっていた
 
FW
22 池田 圭 5.5
守備で相手のコースを限定し味方を助けていたが、攻撃では決定機にGKの正面を突き貢献できず。
 
11 豊田陽平 6.5
終了間際の決定機は決めておきたいところだったが、90分を通じて攻守にチームのためにプレーした。
 
交代選手
MF
9 ペク・ソンドン 5.5
1点を追う場面でピッチに立ち、積極的にボールに絡んではいたが効果的なプレーは見られず
 
MF
24 鎌田大地 6.5
中盤での推進力を増すために投入され、リーグ戦初出場。クラブ最年少得点で決勝点を挙げた。
 
DF
4 小林久晃 5.5
パワープレーを含めて攻守においてヘディングの強さを買われて82分からの出場を果たす。
 
監督
森下仁志  6.5
セットプレーから先制はされたものの、交代選手の起用が的中して終了間際に追いついた。

次ページ高さと強さで豊田と互角に渡り合った飯田が存在感を発揮。

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