清水が東京五輪代表候補、原輝綺の離脱を発表。「右足リスフラン靱帯損傷」で全治8週間を要する見込み

2021年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

4月11日の神戸戦のプレー中に痛める

新天地清水でも開幕から9戦全てに出場していた原。1日も早い復帰が待たれる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 清水エスパルスは5月6日、クラブの公式ホームページでMF原輝綺が右足リスフラン靱帯損傷で全治まで8週間を要する見込みだと発表した。

 現在22歳の原は、市立船橋高から2017年に当時J1だった新潟に加入しJデビューすると、19年に鳥栖に移籍。今季から清水に所属する、CBや両SB、ボランチなど複数のポジションをこなす守備のユーティリティだ。U-19アジア選手権をはじめ、各年代の代表も経験し、3月に行なわれたU-24日本代表のアルゼンチン戦でも3-0で勝利した2戦目に右SBとしてフル出場するなど、東京五輪での代表候補としても期待されていた。

 そんな原は、開幕から9戦全てに出場し、4月11日(日)にアウェーで行なわれたJ1リーグ9節・神戸戦にてプレー中に負傷。終了間際の91分にピッチを後にしていた。
 
 後日検査をおこなった結果、「右足リスフラン靱帯損傷」という前足甲部のやや内側を斜めに走る細い靭帯を損傷。軽い捻挫と誤解され放置されやすいことが多くあり、難治性であるため半年以上も痛みが続くこともあり、場合によっては手術療法を選択されることもある負傷だという。

 受傷日から全治8週間で、早くとも復帰は6月上旬となる見込みだ。

 本人はもとより、現在J1リーグで降格圏目前の16位と調子の上がらないチームにとっても、ユーティリティ性が重宝される東京五輪代表にとっても痛い離脱となりそうだ。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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