【ルヴァン杯】全チームがGS突破の可能性を残す大混戦に! 浦和は土壇場で2点差を追いつく執念のドロー|Cグループ

2021年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜FCと湘南の首位対決はドロー決着

打ち合いとなった柏対浦和の一戦は3-3のドローで幕を閉じた。写真:徳原隆元

 JリーグのYBCルヴァンカップ・グループステージ、第5節の8試合が5月5日に各地で開催。Cグループでは、横浜FC対湘南ベルマーレ、柏レイソル対浦和レッズの2試合が行なわれた。

 1位タイで並ぶ横浜FCと湘南の直接対決は、42分にアウェーの湘南が、見事なミドルシュートを突き刺した平岡大陽のプロ初ゴールで先制する。一方66分に三浦知良を投入して士気の上がった横浜FCは、78分に高木友也からのクロスをクレーベがしっかりとヘディングで合わせて同点とし、試合はこのまま1-1のドローで決着。ともに勝点1を積み上げるにとどまった。
 
 打ち合いとなった柏対浦和の一戦は、3-3の痛み分けとなった。9分に、この試合が日本でのデビュー戦となったキャスパー・ユンカーがネットを揺らし、浦和が幸先よく先制。しかし柏に59分と67分にアンジェロッティ、84分には古賀太陽と、3ゴールを奪われ2点をリードされてしまう。それでも浦和は最後まで諦めず、後半アディショナルタイムの90+1分に伊藤敦樹、さらに90+4分にカウンターから関根貴大が土壇場で同点ゴールを挙げ、貴重な勝点1を手にした。

 この結果、グループCは2試合ともに引き分けに終わったため順位は変わらず。横浜FCと湘南が勝点7で1位タイに並び、浦和は勝点6で3位、柏が勝点5で4位。最後の最後まで、グループステージ突破チームが読めない大混戦となっている。

 グループステージ最終節は5月19日、Cグループでは浦和対横浜FC、湘南対柏が行なわれる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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