「ありえないパスだ」先制弾を演出したマンC守護神の“高精度80mフィード”に現地衝撃!「GKでなくても他の選手には出せない」

2021年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

元イングランドFWも「なんてパスだ」と驚愕

自慢の高精度キックで先制ゴールを演出したのが、このエデルソンだ。(C)Getty Images

 試合を動かしたのは、守護神の正確なロングフィードだった。

 現地時間5月4日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝・第2レグで、マンチェスター・シティは、パリ・サンジェルマンをホームに迎え、リャド・マハレズの2ゴールで2-0と勝利。アグリゲートスコア4-1で、ついにクラブ史上初の決勝進出を果たした。

 敵地での第1レグを2-1でモノにしたシティにさらなるアドバンテージをもたらしたのが、開始11分の先制ゴールだ。逆転を狙うパリSGにやや押し込まれ気味の展開となるなか、GKエメルソンが左サイドのオレクサンドル・ジンチェンコにロングパス。この左SBが送り込んだグラウンダーのクロスを受けたケビン・デ・ブルイネのシュートのこぼれ球をマハレズが右足で流し込み、先制ゴールとなった。

【動画】現地メディアも衝撃! 先制弾をお膳立てしたエデルソンの正確無比な「80メートルフィード」はこちら
 起点となったエデルソンのパスを各国メディアも注目している。スペイン紙『MARCA』は、「エデルソンの80メートルのパスによって、マハレズのゴールが生まれた」と紹介。英メディア『GiveMeSport』は「エデルソンのありえないパスだ」として、次のように絶賛している。

「デ・ブライネのシュートがブロックされた後、マハレズがゴールを決めたが、ゴールキーパーのエデルソンは多大な称賛に値する。ジンチェンコを左サイドでフリーにしたのは、彼の信じられないほどのボールで、今夜のオープニングゴールにつながった。このようなパスを送れる他のプレーヤー(GKは言うまでもなく)を考えるのは難しい」

 また、英公共放送『BBC』のラジオで解説を務めた元イングランドFWのディオン・ダブリンも、「なんてパスだ」と驚愕している。

 キックに定評があるブラジル代表GKが、大一番で披露した"十八番"がゲームの逃れを決定づけたと言って過言ではないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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