「彼の決断は尊重するが…」
主将のストイコビッチが、浅野に対する複雑な心境を告白した。(C)Getty Images
5月2日、浅野拓磨はセルビア1部のパルチザンとの契約解除に至ったと自身のブログとSNSで報告。しかし、クラブ側は「契約違反である」と反論し、国際サッカー連盟(FIFA)の管轄組織に提訴を辞さない姿勢を見せている。
そんななか、パルチザンの主将である37歳のウラジミール・ストイコビッチは、現地メディア『B92』に「裏切られた気分だ」と語ったようだ。
「今日、チームは最初のショックから立ち直り、休暇明け最初の合同トレーニングを終えた。アサノはチームを失望させ、裏切ったという気持ち、雰囲気になっている。
我々は選手やスタッフ、クラブの従業員など、一人ひとりが、彼がホームにいるような感覚でベオグラードでの生活を楽しめるように努力してきた。我々の仲間だったからだ」
そんななか、パルチザンの主将である37歳のウラジミール・ストイコビッチは、現地メディア『B92』に「裏切られた気分だ」と語ったようだ。
「今日、チームは最初のショックから立ち直り、休暇明け最初の合同トレーニングを終えた。アサノはチームを失望させ、裏切ったという気持ち、雰囲気になっている。
我々は選手やスタッフ、クラブの従業員など、一人ひとりが、彼がホームにいるような感覚でベオグラードでの生活を楽しめるように努力してきた。我々の仲間だったからだ」
ただ、ストイコビッチは浅野が退団した理由には触れず、ベストプレーヤーと得点源を失ったチームの主将として、このように述べたという。
「私は弁護士ではないので、自分の専門でないことについてはコメントできない。だからこそ、人間的にも道徳的にも深く失望している。繰り返しになるが、裏切られたと感じる。約3年間一緒に暮らしてきた仲間に対して、シーズンとカップ戦の試合が終わる前に、このようなことをするのは考えられないからだ。
私は、彼の決断を尊重するつもりだが、あと20日間待つこともできたはずだ。お互いに苦い気持ちを残して終わってしまったことを、残念に思う」
浅野は2022年6月末までの契約を結んでおり、今夏には移籍が濃厚と見られていた。別れの時がこのようなかたちになってしまったことを、元同僚も悔やんでいるようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「私は弁護士ではないので、自分の専門でないことについてはコメントできない。だからこそ、人間的にも道徳的にも深く失望している。繰り返しになるが、裏切られたと感じる。約3年間一緒に暮らしてきた仲間に対して、シーズンとカップ戦の試合が終わる前に、このようなことをするのは考えられないからだ。
私は、彼の決断を尊重するつもりだが、あと20日間待つこともできたはずだ。お互いに苦い気持ちを残して終わってしまったことを、残念に思う」
浅野は2022年6月末までの契約を結んでおり、今夏には移籍が濃厚と見られていた。別れの時がこのようなかたちになってしまったことを、元同僚も悔やんでいるようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部