「お前らはクソだ」判定に不満爆発の元スペイン代表FW、VARへまさかの八つ当たり

2021年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合後にもインスタグラムで…

主審に不満をぶちまけたソルダード(左)は退場に。(C)Getty Images

 怒りの退場が注目を集めている。

 現地時間5月2日に開催されたラ・リーガ第34節、グラナダ対カディス。ホームの前者が1点ビハインドで迎えた87分だった。

 ホームチームが同点、逆転を目指しゴール前に押し込むなかで、ホルヘ・モリーナはペナルティエリア付近で相手DFファリと接触し倒れるが、判定はノーファウル。グラナダの選手たちは即座に猛抗議に出るが、VARが介入することもなく、ジャッジは変わらず。挙句、主審に詰め寄ったロベルト・ソルダードには立て続けにイエローカードが提示され、退場処分となってしまった。

 現地メディア『COPE』によれば、判定に不満気なソルダードは去り際に審判に向かって、「お前らはクソだ」と言い放ち、ピッチを後に。さらにロッカールームへと続くトンネルの手前では、VARモニターへ蹴りを入れている姿もカメラで捉えられている。

【画像】ソルダードの蹴りでVARモニターが傾く…決定的瞬間はこちら
 
 そして、元スペイン代表FWの怒りは、試合後もおさまらない。主審によって書かれた試合の報告書を自身のインスタグラムで公開したうえで、「全くの嘘だ」と全面否定。よほど判定に不満があるのか、いまだ頭に血が上っている様子だ。

 なお、10人の戦いを強いられたグラナダはそのまま0-1で敗戦。わずかながらもヨーロッパリーグの出場権獲得の可能性が残されているだけに、あまりに痛い取りこぼしとなった。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

次ページ【画像】ソルダードの蹴りでVARモニターが傾く…決定的瞬間はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事