インテルの11年ぶり19度目のスクデットが決定!コンテが見事な手腕を発揮し、ユベントスの10連覇を阻止

2021年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウリーニョ時代以来の戴冠

コンテ(奥)の下で11年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたインテル。(C)Getty Images

 現地時間5月2日に開催されたセリエA第34節で、前節終了時点で2位のアタランタがサッスオーロと対戦し、1-1のドロー。この瞬間、前日にクロトーネに2-0と勝利していたインテルの11年ぶり19回目のスクデットが決定した。

 アントニオ・コンテ体制2年目となる今シーズンは、7節まで3勝3分け1敗と躓いたものの、8節から破竹の8連勝で波に乗った。

 2位で前半戦を折り返すと、チャンピオンズ・リーグでグループステージ敗退に終わり、セリエAに専念できたことも奏功。シーズン後半は、失速したミランをかわして首位を独走し、ゴールまで一気に駆け抜けた。
 
 新米のアンドレア・ピルロを指揮官に迎えた9連覇中のユベントスが精彩を欠き、優勝戦線に浮上できなかったのも大きかったとはいえ、攻守に安定した力を見せたインテルの強さは際立っていた。

 ジョゼ・モウリーニョの下で3冠を達成した2009-10シーズン以来、リーグ制覇から遠ざかっていた名門を"勝てるチーム"に変貌させた闘将の手腕は見事だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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