「この日本人は不動の存在だ」遠藤航をシュツットガルト公式が大特集!デュエル勝利数、走行距離…驚異のデータも一挙紹介

2021年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「疲れ知らず、安定感、リーダー、ボディガード…」

ドイツで充実したシーズンを過ごしている遠藤。今シーズンは何度かゲームキャプテンも任されている。(C)Getty Images

 シュツットガルトの公式サイトが、飛躍のシーズンを送っている遠藤航を現地時間5月1日付けで特集した。数々の突出したデータとともに、その希少価値を訴えている。

 遠藤は2019-20シーズンにベルギーのシント=トロイデンから当時ブンデスリーガ2部のシュツットガルトへ渡ると、シーズン中盤以降にかけて定位置を掴み、最終的には独専門誌『kicker』の年間ベストイレブンにも選出されるなど、主軸に成長。チームの1部昇格に大きく貢献した。

 迎えた1部初挑戦の今シーズンも開幕からフル稼働し、2月20日のシャルケ戦では、2ゴール・2アシストの離れ業も披露。昇格組ながらここまで10位と上々の位置につけるチームを支える原動力となっている。

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 そんな28歳のMFをクラブも高く評価しており、以下のように賛辞を並べている。

「疲れ知らず、安定感、リーダー、ボディガード…。ワタル・エンドウにはこれらの表現が全て当てはまる。この日本人はVfB(シュツットガルト)の試合では不動の存在であり、守備的MFとして心配無用の信頼できる働きをしている」
 
 そのうえで、タフネスぶりを裏付けるデータも公開している。

「2019年11月24日から現在まで、VfBは56試合を行なっているなかで、エンドウは55回も先発に名を連ねている。欠場したのは累積で出場停止となった1試合のみだ。そして1度ピッチに立つと、そこを離れるのは大抵最後のホイッスルが吹かれた後だ。彼は今シーズンのブンデスリーガの試合時間2790分のうち、2775分もプレーしている。

 また、178センチのMFに欠かせない資質のひとつが、デュエルの強さだ。今シーズンのブンデスリーガでは、すでに447回の個人対決を制しており、411回で2位のダニエル・カリジューリ(アウグスブルク)を抑え、1位となっている。さらにエンドウは、すでに3424キロの走行距離も記録しており、この上にいるのは3747キロのエリス・スキリ(ケルン)、3536キロのマクシミリアン・エッゲシュタイン(ブレーメン)だけだ」

 いまやリーグを代表するMFへと成長した遠藤。次節、5月7日に行なわれるホームでのアウグスブルク戦では、カリジューリとのデュエル対決にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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