「理想の形だったと思う」鹿島、土居聖真が一度防がれたPKを反省も3発快勝に自信!

2021年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんなで勝点3をたくさん積み上げていきたい」

土居が複数得点で、なおかつ無失点で勝利を飾った横浜FC戦に手応えを示した。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第12節]横浜FC0-3鹿島/5月1日(土)/ニッパツ三ツ沢球技場

 鹿島アントラーズが敵地で3発完勝を収め、5戦負けなしと好調をキープした。

 横浜FCのホームに乗り込んだ鹿島は立ち上がりから主導権を握ると、12分に白崎凌兵のゴールで幸先良く先手を取る。さらに、前半終了間際の45+2分には、土居聖真が自ら蹴ったPKのこぼれ球を押し込み追加点。後半、多少息を吹き返した横浜FCにボールを持たれる時間帯もあったものの、80分にはCKから町田浩樹がダメ押しの3点目を決めて快勝を飾った。

 自身の今季初ゴールとなるチームの2点目を挙げた土居は、試合後に無失点で抑えてしっかりと勝ち切ったゲームを振り返り、手応えを示した。

「監督から試合の入り方を強く言われていたので、イレギュラーはありましたけど、アウェーでしたがみんなで集中を切らさず最後まで戦えました。追加点も取れましたし、ゼロで抑えられたのは本当に理想の形だったと思います」
 
 また、PKは相手GKのセーブに阻まれたものの、こぼれ球に素早く反応して押し込んだ自身の得点については、「PKはずっと練習してたんですけど、止められてしまった」と反省。それでも、「チームで取ったPKだったので、最後まで諦めずにしっかり押し込むことができて、流れをもうひとつ持ってくることができて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 チームとして、今後さらに連戦が続いていくことになるが、土居は「しっかりリカバリーしながら連戦を乗り切って、みんなで勝点3をたくさん積み上げていきたい」と上位浮上に向けて闘志を燃やした。

 鹿島は次戦、中3日の5日にルヴァンカップ第5節のアビスパ福岡戦。リーグ戦は、そこからふたたび中3日で、9日にFC東京と13節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事