山下&仙頭のゴールで鳥栖が徳島に2-0完封!3連勝で昨季の勝利数を超える今季8勝目を記録!

2021年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖は勝点26で3位をキープ

山下(9番)の今季6ゴール目が決勝弾となった。写真:徳原隆元

 J1リーグは5月1日、第12節の6試合を各地で開催。駅前不動産スタジアムで行なわれたサガン鳥栖と徳島ヴォルティスの一戦は、2-0でホームの鳥栖が勝利を収めた。

 アウェーで連勝しホームに戻ってきた鳥栖は前節からひとりを変更。2戦連発中だったFW酒井宣福をベンチ外とし、山下敬大を起用。サブにはルヴァンカップでも出場した新助っ人のFWオフォエドゥとドゥンガが入った。

 一方、2連敗中の徳島は、前節から大胆な先発メンバーの入れ替えを敢行。石井秀典、田向泰輝、クリスティアン・バトッキオ、鈴木徳真、小西雄大の5選手を先発起用した。C・バトッキオは加入後初先発となった。

 試合は両者拮抗した展開で推移する。

 鳥栖は31分、仙頭啓矢を起点に山下がシュートを放つがゴールの枠を捉える事ができない。さらに右サイドのクロスから39分にもシュートを放つが相手守備陣に防がれる。

 対する徳島は44分、敵陣で奪ったボールを宮代大聖に送る。巧みなトラップからペナルティエリア内で相手をかわしシュートを放つがゴール右上に外れてしまう。

 0-0で迎えた後半、均衡を破ったのはホームの鳥栖だった。
 
 松岡大起、樋口雄太と繋ぎペナルティエリア左手前で受けた山下が右足を一閃。このシュートが相手に当たりながらもゴール左のネットを揺らし55分に先制に成功する。山下はリーグ戦6ゴール目となった。

 1点ビハインドの徳島は、直後の60分に2枚の交代カードを切る。MF西谷和希と、先日のルヴァンカップ・FC東京戦に続きDFカカが送り込まれる。カカはこれがリーグ戦デビューとなった。続けて66分に渡井理己と垣田裕暉も投入し、前線の構成に変化をつけた。

 ゴールを目指して攻め込んだ徳島だったが、鳥栖の反撃を受け、CKから仙頭啓矢に今季初ゴールを許す。試合はそのままタイムアップ。鳥栖が2-0で勝利を収めた。

 3連勝となった鳥栖は先制したゲームの勝率100パーセントをキープ。さらにこの勝利で昨季の勝利数「7」を上回る今季8勝目を挙げた。

 この結果、鳥栖は勝点26に積み上げ暫定ながら3位をキープ、徳島は同14と変わらず。

 次節、鳥栖は中3日でルヴァンカップの北海道コンサドーレ札幌戦を挟み5月8日にホームでサンフレッチェ広島と対戦。徳島はルヴァンカップの大分トリニータ戦後にホームで札幌を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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