現地時間４月29日、ヨーロッパリーグ（EL）の準決勝・第１レグが開催され。ビジャレアルとアーセナルが前者のホームで対戦した。

　開始５分、試合がいきなり動く。チュクウェゼが右サイドから突破を図り、こぼれ球をトリゲロスが思い切り良くシュート。豪快にネットを揺らし、ビジャレアルが先手を取る。

　さらに29分にも、CKからジェラール・モレーノが頭でフリックしたボールをアルビオルが右足でねじ込み、リードを広げる。

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　２点のビハインドを負ったアーセナルは、57分にパレホの足を踏んだとしてダニ・セバジョスが2枚目のイエローカードを受けて退場。ますます劣勢に立たされる。

　数的不利となり、その後も押し込まれたアウェーチームだったが、サカが仕掛けて値千金のPKを獲得。これをペペが決めて、73分に１点を返す。

　80分には、今度はビジャレアルのMFキャプーが２度目の警告で退場。これで10人対10人となる。

　試合はこのまま終了。アーセナルは１－２で敗れたものの、勝負を決められてしまう可能性もあったなかで、貴重なアウェーゴールを持ち帰ることになった。

　第２レグは、現地５月６日にロンドンで開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部