今季17ゴールの鈴木優磨に、ヘルタ・ベルリンとリーグ・アン3クラブが関心? ベルギー現地メディアが報じる

2021年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人はセリエAを希望していると公言していたが…

今夏の去就が注目される鈴木。本人もステップアップを熱望している。(C)STVV

 ベルギー・リーグはレギュラーシーズンを終え、4月末からはプレーオフに突入する。今シーズンも多くの日本人選手が同リーグでプレーしたが、特にシント=トロイデン(STVV)に所属する鈴木優磨は、17ゴール・4アシストを記録し、注目を集めている。

 現地専門誌『VOETBAL BELGIE』オンライン版は、28日付けで25歳の日本人ストライカーは「今夏にステップアップすることはほぼ間違いないだろう」と見解を報じている。

 同誌はまず、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンが鈴木を獲得リストに入れていると綴り、「シュツットガルトの遠藤航、フランクフルトの鎌田大地に続き、STVVを経由してブンデスで名を馳せる選手になる可能性がある」と指摘。他メディアでは鈴木が拒否したとの報道もあるが、候補に入っていることは間違いなさそうだ。
 
 また、フランスのリーグ・アンでは3クラブが関心を示しているという。ひとつめがサンテティエンヌ。そしてアンジェ、スタッド・ランスも日本人ストライカーに注目しているようだ。スタッド・ランスは昨夏にSTVVからティポー・デ・スメットを獲得し、他のベルギーチームからも複数の選手を獲得している。いずれも「ストライカーを探している」という点が共通する目的のようだ。

 鈴木自身は以前、ベルギー紙の取材に対して「できればセリエAで得点を量産したい。チャンピオンズ・リーグにも出場したい」と回答している。現時点でイタリアからの関心は報道されていないが、今後の動向に注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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