FC東京は４月28日、敵地でルヴァンカップのグループステージ４節・徳島ヴォルティス戦を行ない、１－１の引き分けに終わった。

　この試合で先発しJリーグデビュー、来日初得点を挙げるなど特大の貢献を見せたのがFC東京のCBブルーノ・ウヴィニだ。

　１点ビハインドの後半立ち上がりに、レアンドロが蹴ったCKから同点弾を叩き込み、終盤の相手の反撃もシャットアウト。チームに勝点１をもたらし、グループステージ突破を決めた。

　試合後に長谷川健太監督も「半年ぶりの公式戦だと思いますが、連戦の中で練習試合を組めなかったので、どこまでやれるかわれわれも半信半疑の部分はありましたが、時間とともにしっかりアジャストして、また同点ゴールも決めてくれて、大きな結果をもたらしてくれたと思っています」と絶賛。

　さらにクラブの公式インスタグラムで８枚の写真とともに、「初のメンバー入りで初スタメン初ゴール。初出場で大きな仕事をやり遂げたブルーノウヴィニ」とその活躍を称えた。

【画像】「素晴らしい！」FC東京公式が投稿したB・ウヴィニのデビュー戦！
 

　この投稿にレアンドロやアルトゥール・シルバも反応したほか、ファンからも「ナイスゴール！」「流石ですね」「高さと、いいリズムの飛び込みがマッチしての得点は素晴らしい」などのコメントが寄せられている。

　試合後にB・ウヴィニは、「90分できたのもチーム関係者やチームメートのおかげ。もちろん勝ちたい気持ちはあったけど、冷静に考えてみるとアウェーで引き分けの勝点１は悪くないと思います」として、「Ｊリーグのレベルは非常に高い。どのチームも均衡していて、徳島もすごく良いチームだと思う。このリーグは簡単ではないと感じています」とデビュー戦の感想を語った。

　B・ウヴィニは、日本デビュー戦の90分で、元ブラジル代表の肩書に違わぬ確かな実力を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部