負傷で離脱している中島翔哉、来シーズンも中東アル・アインでプレーか? ポルトガル紙が報じる

2021年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポルト側の動向は不明

UAEで治療中と思われる中島。(C)Getty Images

 ポルトガル1部ポルトに籍を置く中島翔哉は、現在はアラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインに期限付き移籍中だ。

 しかし、加入後にリーグ戦2試合に出場したものの、トレーニング中に負傷したとクラブが発表。負傷の詳細な公表は未だないものの、ポルトガル紙『A BOLA』によれば、脛骨骨折および靭帯断裂のため、長期離脱を余儀なくされている。

 現在はUAEで治療に専念していると思われるが、中島のレンタルは6月末で満了する。だが、アル・アインは「来シーズンも彼をレンタルしたいという希望を出し、レンタル契約更新に賭けている」(『A BOLA』)という。
 
「当初、ポルトは中島にプレーする場を与え、輝きと自信を取り戻すため、そして東京オリンピックの参入を見越してアル・アインに短期派遣した。

 しかし、アラブ側のチームは21-22シーズンのチーム構想に中島をキープする価値のある外国人選手として見ている。もちろん、ポルトがこのシナリオを承諾すればの話だが……」

 ちなみにポルトは、中島のレンタルに際しての購入オプションを4000万ユーロ(約50億円)に設定したとされる。当初はアル・アインがこのオプションを行使するのではないかという報道も流れたが、ひとまずはレンタル契約の更新を目指すようだ。

 中島自身は時折インスタグラムを更新しているが、リハビリや治療中の姿、復帰時期は明らかになっていない。今夏の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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