不敗記録継続中の鹿島・上田綺世が全治3週間の離脱。24日神戸戦で右腕を負傷

2021年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸戦の同点弾直後にベンチに退く

神戸戦、交代後にファンに挨拶する際も右手が上がらなかった上田。1日も早い復帰が望まれる。写真:徳原隆元

 鹿島アントラーズは4月26日、クラブの公式ホームページでFW上田綺世の負傷を発表。チームドクターの検査結果の報告があり、右肘関節内側側副靭帯損傷および右上腕骨裂離骨折で治療期間は3週間だという。

 上田は、24日のJ1リーグ11節・ヴィッセル神戸戦で先発。1点ビハインドの64分に三竿健斗からのパスを懐に呼び込むような膨らむ動き出しで受けると、ボールの置きどころ、そしてシュートと完璧な一撃を沈めた。

【動画】「完璧な一撃!」鹿島公式が投稿した、上田綺世の神戸戦同点弾!

 しかし直後の68分にベンチに下がると、ファンへの挨拶も右手が上がらず片手で応じていた。

 今季は開幕戦でフル出場したものの、その後怪我もあり、ここまで7試合出場、3ゴールにとどまっている上田。一方で、今季の3ゴールを含めプロ入り後に得点した試合では10勝3分で不敗を続けている。
 
 また、東京五輪世代でも長らくエースとして活躍してきたものの、近年怪我にも悩まされ、先日のU-24アルゼンチン代表戦では選外となっていた。

 治療期間3週間。復帰は早くとも5月15日のJ1リーグ14節、ホームでの横浜F・マリノス戦以降となる見込みだ。

 相馬直樹新体制となったチームにとっても、東京五輪代表チームにとっても、Jリーグで不敗神話を持つストライカーの一日も早い完全復活が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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