マンCをカラバオ杯4連覇へ導く! 決勝弾のラポルトは喜び爆発「今日の僕らは最高だった」

2021年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

MOMのマハレズは「タフな試合になるのは分かっていた」

FKからのヘディングシュートで、試合を決める1点を奪ったラポルト。(C) Getty Images

 マンチェスター・シティは現地時間4月25日にウェンブリーで行なわれたカラバオ・カップ決勝でトッテナムと対戦。圧倒的に押し込むも、相手守護神ユーゴ・ロリスの好守にも阻まれ、どうしても得点を奪えない嫌なムードのなか、ようやく堅牢をこじ開けたのは82分だった。

 左サイドのコーナーフラッグ付近でFKを獲得。負傷から復帰したケビン・デ・ブルイネがゴール前に放り込むと、中央でエメリック・ラポルトが上手く頭で合わせ、鮮やかにネットを揺らした。

 これが決勝点となり、シティは1-0で勝利。13年ぶりのタイトル獲得を狙ったトッテナムを退け、見事に大会4連覇を成し遂げた。

【動画】82分に均衡を破ったラポルトの鮮烈ヘッド弾はこちら!

 試合後、殊勲のゴールを奪ったフランス代表DFは、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューに応じ、喜びの声を伝えている。
 
「このタイトルを再び勝ち取ることができて、とても嬉しいよ。彼らは良いチームなので、難しかったね。このようなチームと対戦するのは決して簡単ではない。とにかく今日の僕らは最高だったよ」

 また、マン・オブ・ザ・マッチを獲得したリャド・マハレズも、タフな試合をモノにした手応えを語っている。

「タフな試合になるのは分かっていた。ただ、我々は集中し続け、支配し続け、パスを出し続け、そして得点した。今日は勝利に値する試合だったと思う。再びトロフィーを手にすることができて、とても幸せだ」

 ラポルトも「このリズムを維持して、より多くのタイトルを獲得しなければならない」とコメントしたように、シティはこの後も、2年ぶりのリーグ制覇、そして悲願のチャンピオンズ・リーグ初優勝を目指す戦いが続く。この勢いのまま、さらなるタイトルを手中にできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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