【神戸】古橋亨梧、ケニア代表FWとのホットラインから華麗な先制弾!「あのときはホッとしました」

2021年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「心の中で『入ってくれ!入ってくれ!』と…」

得点ランク3位タイとなる今季7ゴール目を決めた古橋。写真:徳原隆元

[J1リーグ11節]鹿島1-1神戸/4月24日(土)/カシマ

 古橋亨梧が数少ないチャンスをしっかりとモノにし、チームに敵地で勝点1をもたらした。

 鹿島アントラーズのホームに乗り込んだヴィッセル神戸は、序盤から相手に主導権を握られたものの、28分に古橋のゴールで先制に成功した。ケニア代表FWのアユブ・マシカが中盤での巧みなターンから自ら持ち上がり、相手DFを引き付けてスルーパスを供給。これに抜け出した古橋が、GKとの1対1を技ありのチップキックで制し、ゴールに流し込んだ。

「マシカから良いタイミングでパスが来たので、落ち着いて決めることができました。相手GKもすごく良いタイミングで出てきて、抜こうかとも思ったんですけど、落ち着いてチョンって蹴りました。イメージではもっと浮かせたんですが、でも良い形に抜けてくれたので良かったです」
 
 ゆっくりとしたスピードのシュートは、ゴール左の際どいコースに決まったが、「内心ちょっとやばいんじゃないかなと思いましたけど、心の中で『入ってくれ!入ってくれ!』と思いました。入ってくれたので良かった。あのときはホッとしました」と安堵した様子だ。

 先制した神戸は、その後も長い時間相手に押し込まれる展開が続き、64分に同点弾を献上。試合はそのままドローで決着した。

 神戸はこれで3試合連続での勝点1。さらに、直近4試合では複数得点がなく、得点力にも課題を抱えるが、今季ここまで得点ランク3位となる7ゴールを挙げている古橋は、「僕個人としては1点取れたら良いではなく、2点目、3点目が取れる選手にならないともっと怖い選手になれないと思っています。そこを突き詰めていかないといけない」と自身に喝を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】古橋亨梧が巧みなチップキックで決めた先制弾! アユブ・マシカとのホットラインが開通!

【J1第11節PHOTO】鹿島 1-1 神戸|カウンターサッカーの応酬となった試合は決着付かずのドロー

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