「自分が決めるっていう気持ちで」勝負を決定づけるゴール! 先制点の起点にもなった新潟・本間至恩の凄み

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームは8勝2分の10戦無敗と盤石の強さで首位快走

愛媛戦では2得点に絡む活躍を見せた本間。良質なプレーを随所に見せ、チームの攻撃をリードした。写真:滝川敏之

 J2リーグ第10節、愛媛FCの敵地に乗り込んだアルビレックス新潟は2-0で勝利を収めた。12分に谷口海斗のゴールで先制すると、88分に本間至恩が勝負を決定づける追加点をゲット。これで今季8勝目、8勝2分の10戦無敗と盤石の強さで首位を快走している。

 2点目を決めた本間は試合後、自身の得点シーンについてこう振り返る。左サイドで後方からのロングボールに反応し、対峙する相手をかわして、正確にコースを突いたシュートでネットを揺らした。

「千葉(和彦)さんが割り切って、ロングボールを自分のところに出してくれて、それが良い形で、自分が相手より先に触れて抜け出すことができました。前半にシュートを打つ機会は何本もありましたが、パスをしていたので、そこは自分が決めるっていう気持ちで、角度はあまりなかったですけど、うまくゴールに入って良かったです」

 また谷口の1点目の場面でも、カットインからのサイドチェンジで起点となった。

「自分はカットインするのが特長で、(アシストした星)雄次君から『カットインしてから裏のところを見てくれ』と言われていて。雄次君がプレーしやすいボールではなかったですけど、良いクロスを上げてくれて、(谷口)海斗君がしっかり決めてくれました」
 
 2得点に絡む活躍でチームを勝利に導いた背番号10は「チームは良い雰囲気ですけど、調子に乗ることなく、次の試合に向けて、チーム全体で切磋琢磨して、練習から一生懸命にやっていきたい」と、慢心することなく、さらなる躍進を誓った。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
 
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