横浜がダービーを大量5発で制し9戦無敗! 横浜FCは攻撃の糸口見えず、今季未勝利が続く…

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

レオ・セアラがJ1デビュー戦でいきなりゴール!

2ゴールで横浜を勝利に導いたオナイウ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは4月24日に、第11節の6試合を開催。日産スタジアムでは、横浜F・マリノス対横浜FCの一戦が行なわれ、圧倒した横浜が5-0の完勝を収めた。

 立ち上がりから主導権を握ったのはホームの横浜だった。セカンドボールをことごとく拾い、遅攻と速攻を使い分けて押し込むと、14分にはボックス内での混戦から扇原貴宏、20分にはCKからチアゴ・マルチンスがヘディングでシュートを放つも、いずれも枠の外に外れる。

 それでも29分、ペナルティエリア内でオナイウ阿道が倒され、PKを獲得。これをキッカーのマルコス・ジュニオールが落ち着いて右足でゴール右に沈め、先制点を奪う。

 さらにその5分後、右CKにオナイウが頭で合わせるも、これは相手GKに弾かれる。しかし、そのこぼれ球に反応したエウベルが冷静にゴール前に横パスを送ると、ふたたびオナイウが右足で沈め、横浜が立て続けに得点を重ねる。

 2点のビハインドを背負った横浜FCは、サイド攻撃からシンプルにクロスを入れて一発を狙うも、なかなか中央の選手に合わず、反撃の糸口を見つけることができない。59分には小川慶治朗が、左サイドからカットインしてシュートを放つも、GK高丘陽平の好セーブに阻まれる。
 
 すると横浜が68分、カウンターからM・ジュニオールのスルーパスに抜け出したオナイウが、GKをかわして右足でネットを揺らしチーム3点目をゲット。また、71分にも扇原のグラウンダーのクロスに飛び込んだ前田大然が、右足で合わせてリーグ2戦連発となる得点を決める。

 これだけでは終わらず。78分にもJ1デビューとなったレオ・セアラが、途中出場直後に来日初弾をマークし、横浜が大量5発で完封勝利を収めた。

 この結果、横浜は開幕戦以降リーグ戦で9試合無敗。横浜FCは今季いまだ勝利のなし苦しい状況が続いている。

 次節はルヴァンカップを挟み5月1日に、横浜がアウェーでFC東京と、横浜FCはホームで鹿島アントラーズと12節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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