「シャルケがベスト4に行くのが面白いんじゃん」内田篤人がスーパーリーグ構想に物申す! プレミア勢撤退前に“崩壊”を予言も…

2021年04月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

収録は構想発表の直後だったが…

欧州スーパーリーグ構想について持論を述べた内田氏。 (C)DAZN/Suguru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNの冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』のなかで、世間を騒がせている欧州スーパーリーグ(ESL)構想について語った。

 周知の通り、現地4月18日に電撃発表されたESL構想は、ファンやサッカー関係者の大バッシングを受けて、2日後にはアーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムのプレミア"ビッグ6"が撤退を発表。さらに、アトレティコ・マドリー、インテル、ミラン、中心メンバーと見られていたユベントスが続き、現在残っているのは、この構想を主導したフロレンティーノ・ペレス会長が率いるレアル・マドリーと、同じくスペインのバルセロナのみとなり、事実上の崩壊状態となっている。

 まず内田氏は、選手や監督にも知らされず、会長や一部の上層部だけで進めた構想に対し、「それは反対。良くないと思う。やるのは選手だから」と一言。番組が収録されたのは、プレミア勢が離脱を発表する前日だったが、「やらないでしょ」と瓦解を"予言"している。

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 さらに、収録前日に、鹿島アントラーズ時代の後輩である犬飼智也らとESLについて話したことを明かし、「いまのチャンピオンズ・リーグ(CL)でおもろいから良くない? という結論に落ち着きました」とコメント。「下のチームが上を食うのが面白いんじゃん。シャルケがベスト4に行くのが面白いんじゃん」と持論を述べた。

 最後に「選手とクラブ、サポーターがいい方向で落ち着くことを願っています」と締めくくった内田氏。シャルケでベスト4進出の快挙を成し遂げるなど、CLの醍醐味を体感しているだけに、ビッグクラブだけの大会となるESLには思うところがあったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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