「チーム一丸となり戦えたことは本当に誇り」山形の石丸前監督が別れのあいさつ「感謝の気持ちでいっぱい」

2021年04月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

佐藤コーチが代理でトップチームを指揮

クラブを離れることになった石丸前監督がクラブの公式HPでラストメッセージ。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 J2のモンテディオ山形は4月23日、同22日に解任が発表された石丸清隆前監督のコメントを発表した。

 クラブの公式HPを通じて、石丸前監督は次のようにメッセージを綴った。

「モンテディオ山形のファン、サポーターのみなさま、そしてスポンサーのみなさま、いつも応援、サポートをいただきありがとうございます。

 今季は思うような結果を出せなかったことに強く責任を感じております。ただ、選手、スタッフとチーム一丸となり戦えたことは本当に誇りに思いますし、みんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

 こういう形でクラブを離れるのは非常に心残りですが、モンテディオ山形が発展していくことを願っています。これからもモンテディオ山形をよろしくお願いします」

 石丸前監督は現役時代、アビスパ福岡や京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)、愛媛FCでプレー。引退後は監督として愛媛や京都で指揮を執り、2020年シーズンから山形の監督を務めていた。
 
 1年目の昨季は、後半戦の躍進もありJ2リーグで7位と上々の成績を残した。その結果を踏まえ大きな期待を寄せられた今季だったが、チームの成績は現在9節終了時点で1勝4分4敗。勝点9の20位と低迷している。

 後任は現在未定で、決まるまでの間は佐藤尽コーチが代理でトップチームの指揮を執る。佐藤氏は、16年から5年間、京都のトップチームでコーチを務め、今季から山形のトップチームコーチを務めていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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