今季ホーム未勝利の山形、石丸清隆監督が成績不振で解任…。後任決定までは佐藤尽コーチが指揮

2021年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季は7位と躍進も…

山形が石丸監督の解任を発表した。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 4月22日、J2モンテディオ山形は21日付けで石丸清隆監督の解任を発表。後任決定までは、佐藤尽コーチが監督代理としてチームの指揮を執ることも併せて発表した。

 石丸前監督は現役時代、アビスパ福岡や京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)、愛媛FCでプレー。引退後は監督として愛媛や京都で指揮を執り、昨シーズンから山形の監督を務めていた。

 1年目の2020年シーズンは、後半戦の躍進もありJ2リーグで7位と上々の成績を残した。その結果を踏まえ大きな期待を寄せられた今季だったが、現在9節終了時点で1勝4分け4敗。勝点9の20位と低迷している。
 
 攻守ともにアグレッシブに戦うスタイルをチームに定着すべく臨んだものの、いまだホームでの白星はなく、直近7試合未勝利と、降格圏脱出の糸口は見えないまま。クラブは成績不振により、指揮官解任を決断した。なお、シーズン途中での監督解任は、クラブ史上初めてのこととなる。

 後任は現在未定で、決まるまでの間は佐藤尽コーチが代理でトップチームの指揮を執る。佐藤氏は、2016年から5年間京都のトップチームでコーチを務め、今季から山形のトップチームコーチを務めていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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