「60時間で10クラブが撤退」ついにユベントスも離脱でスーパーリーグは完全崩壊! 残されたスペイン2強はどうする?

2021年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

残るはマドリーとバルサのみ

ペレス会長とともに構想を中心的人物だったアニェッリ会長もついに白旗を掲げた。(C)Getty Images

 世界中に衝撃を与えた欧州スーパーリーグ(ESL)構想は、どうやら完全に崩壊したようだ。

 4月18日に電撃発表されたESL構想は、周知の通り、方々から大バッシングを受けて、まず20日にアーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムのプレミアリーグ6クラブが撤退を発表した。

 翌日、アトレティコ・マドリー、インテル、ミランが続き、ついにはESLの副会長に就いたアンドレア・アニェッリが会長を務めるユベントスも公式ホームページで離脱を公表。「プロジェクトのスポーツ、商業、法的な妥当性を確信している一方で、当初考えられていた形で完了する可能性は限られている」とその理由を綴っている。

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 スペイン紙『AS』が「60時間で10クラブが撤退」と記したように、わずか3日で、参加を表明した12クラブのうち10が脱退を余儀なくされた。

 残るは、この構想を主導したフロレンティーノ・ペレス会長が率いるレアル・マドリーと、その宿敵のバルセロナのみ。取り残されたスペイン2強は、どういう動きを見せるのか。発表が待たれる。

サッカーダイジェストWeb編集部
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