神戸、リンコンがついに合流!三浦監督も高く評価するUー20ブラジル代表FWの出番はいつ?

2021年04月20日 サッカーダイジェスト編集部

かつては「ブラジルの次世代レバンドフスキ」と称された

ようやくチームに合流。「充実した1日だった」と初日を振り返った。(C)VISSEL KOBE

 ヴィッセル神戸の新助っ人リンコンが4月20日、隔離期間を経て、ついにチームに合流を果たした。同日には、オンラインで取材にも対応し、意気込みを語っている。

 初日のトレーニングを終え、このブラジル人FWは「すごく良い充実した1日です。やっとグラウンドでみんなと練習できて気持ちよかった」と晴れやかな表情を見せた。

 チームにいち早く溶け込もうという意識は、「できるだけ多くの選手と話したいと思っていた」という、この日のコメントからも分かる。

「何人かはポルトガルで話してくれる選手がいました。やはりスペイン人の選手とのほうが、言葉が近いので理解もしやすいから、彼らとの会話が今日は多かったです」ともいう。

 一方で「今、個人的に英語を勉強しています。ゆっくり喋ってくれると理解はできるので、(アユブ・)マシカとも話をしました」と、語学を学んでいるという真面目な一面と、同じく新加入のケニア代表FWともコミュニケーションを図ったことも明かした。
 
 名門フラメンゴで16歳にしてプロデビューを果たしたリンコンは、ブラジルの世代別代表で活躍してきた。2017年にはUー17南米選手権、Uー17ワールドカップに出場。2019年にはUー20南米ユース選手権に出場している。

 爆発的なスピードと強靭なフィジカルを有すだけでなく、ボールタッチもハイレベル。独特な間合いでDFを困惑させる、いわば万能型のストライカーだ。プロデビュー当初は「ブラジルの次世代レバンドフスキ」とも称された。

 そんな逸材は、神戸に合流までの間、チームから与えられたメニューをこなし、コンディションを調整してきたという。

「やはり隔離期間中の状況、環境は厳しかったが、そのなかで自分のやれることはしっかりできた。フィジカル的にもコンディション的にもいつでもチームの助けになると思って合流しています。決めるのは監督ですから、監督にチャンスをもらえれば、いつでもいけると思っていますし、早くデビューしたいです」
 

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