「ショッキング。ひどい」97分弾で黒星回避のアーセナルをロイ・キーンが酷評!「ボールを蹴り出しているだけだ」

2021年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

欧州カップ戦出場権獲得がさらに厳しく

試合終了間際に同点に追い付くのがやっとだったアーセナルをご意見番がこき下ろした。(C) Getty Images

 終了間際のアディショナルタイム弾で黒星は回避した。だが、降格圏相手のホームでのドローは、アーセナルにとって満足のいく結果ではない。

 4月18日のプレミアリーグ第32節で、アーセナルはフルアムと1-1で引き分けた。スコアレスで迎えた後半に先制点を献上。土壇場の97分にエディー・ヌケティアのゴールで追いついている。

 英紙『Daily Mail』によると、元マンチェスター・ユナイテッド主将のロイ・キーンは、ハーフタイムに「ひどい。クオリティーがない。選手たちはただボールを蹴り出しているだけ。間違った方にボールを蹴っている。ひどいよ」と、試合の質を酷評した。

 そして、試合後には英衛星放送『Sky Sports』で「フルアムはより多くに値しなかったと思う。だが、クオリティがなかったのはどちらも同じだ。アーセナルはさらに悪かった」と述べている。

「彼らはショッキングだったと思う。ひどかった。クオリティなしだ。アーセナル、なんということだ」

【動画】ロイ・キーンが酷評!アーセナル対フルアムのハイライト
 ミケル・アルテタ監督は、『Sky Sports』で「本当に良いスタートで、試合をコントロールし、チャンスをつくって、認められなかったがゴールを決めた。枠内シュートを許さなかった。だが突然、PKを献上し、試合が完全に変わった」と振り返っている。

「われわれは正しくリスクを冒した。3、4点挙げてもおかしくなかった。勝利に値した。だが、自分たちを難しい立場にしてしまった」

 9位のアーセナルは、消化が1試合少ない5位チェルシーと8ポイント差。残り6試合で欧州カップ戦出場権獲得が厳しくなっている。次節は23日、3差で追う8位エバートンと対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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