Jデビューを飾った福岡の新助っ人MFクルークス。目標の「10ゴール・10アシスト」より重視すること

2021年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームにとって重要な選手になりたい」

FC東京戦でJデビューを飾った福岡の新助っ人クルークス。「ハードなプレーやスピード」が特長だ。(C)J.LEAGUE

 FC東京をホームに迎えた一戦、アビスパ福岡は今季加入のブルーノ・メンデスの移籍後初ゴールとなる1点を守り切り、1-0の完封勝利を収めた。チームにとって6試合ぶりの白星。勝点を13とし、11位をキープした。

 この試合で、コロナ禍で合流が遅れていた新助っ人のベルギー人MFジョルディ・クルークスがベンチ入りし、78分に途中出場してJデビューを飾った。チーム合流からわずか1週間。約15分程度の出場時間だったが、今後に期待を抱かせるプレーを見せた。

 試合翌日のオンライン取材に応じたクルークスは「試合に出られて、とても嬉しかった」と喜びを語った。準備期間は短かったものの、「選手たちとのコンビネーションも良いですよ」とチームにも問題なく溶け込めているようだ。

 今年1月に完全移籍での加入が発表された。福岡に来るまでの約3か月間は「パーソナルトレーナーと、1日に2回トレーニングしていました」。自身の特長について問われれば「ハードなプレーやスピード」と応じ、「シュートやクロスを見てほしい」と、フィニッシュに絡む仕事には自信がありそうだ。

 今季の目標を具体的な数字で示せば「10ゴール、10アシスト」。もっとも、この日の会見でクルークスが何度も繰り返したのは、以下のフレーズだ。
 
「チームにとって重要な選手になりたい」

 攻撃面での貢献はもちろん、アビスパの中心的存在となってチームを力強く牽引する姿を見せたい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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