「理解できない!」久保建英に出番を与えず、右SBを投入…ヘタフェ指揮官の消極采配に痛烈批判!「くだらない交代だ」

2021年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「相手はBチームじゃないか」

ボルダラス監督(右)がマドリー戦で久保を起用することはなかった。(C) Getty Images

 現地時間4月18日に開催されたラ・リーガ第33節で、久保建英が所属する15位のヘタフェは2位のレアル・マドリーとホームで対戦。保有元との対戦となった久保に出番は訪れなかったものの、スコアレスドローで王者から勝点1をもぎ取った。

 マドリー戦で1ポイント奪取であれば悪くない結果と言えそうだが、一部のヘタフェのサポーターからは、ホセ・ボルダラス監督の消極的な采配に批判の声が寄せられている。

 というのも、マドリーは故障者やコロナ感染者が続出したうえ、出場停止などでメンバーが揃わず、CBにBチームのヴィクトル・チュストを起用せざるを得ない状況だった。さらにクラシコにチャンピオンズ・リーグのリバプール戦と激闘が続いたこともあり、エースのカリム・ベンゼマや司令塔のトニ・クロースもベンチに温存していたのだ。

【動画】ヘタフェが次々にチャンスを作り出すも…マドリー戦のハイライトはこちら
 
 実際、チャンスの数はヘタフェの方が明らかに多く、相手GKティボー・クルトワの好セーブにことごとく防がれたものの、ゴールまであと一歩に迫っていた。

 ところが、試合前の会見で「引き分けを狙うことはない」と語っていた指揮官は76分、右サイドハーフのカルレス・アレニャを下げ、右SBのダミアン・スアレスを投入。勝点3を狙うのであれば、このポジションが主戦場である久保を投入してもいいところだったが……。

 マドリーを押し込んでいたにもかかわらず、ドロー狙いの選手起用をしたボルダラス監督に対して、ファンは怒り心頭。クラブの公式SNSには、「理解できない」「くだらない交代だ」「恥ずかしい」「負けるよりも勝つ方に近かったのに」「相手はカスティージャ(Bチーム)じゃないか」といった声が寄せられている。

 一方で、マドリーからの勝点奪取を称える投稿もあり、この判断が正しかったかどうかは、物議を醸しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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