「これは高校生じゃ止められない」内田篤人が“鹿島加入初日”の大迫勇也から受けた衝撃を語る!「プロに入ったら難しいって思ってたけど…」

2021年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

最初のトレーニングで「こいつはやれるなって」

鹿島の後輩である大迫(右)の第一印象を明かした内田氏(左)。(C)DAZN/Suguru Saito、Getty Images

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNの冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』のなかで、ブレーメンのFW大迫勇也の"第一印象"を振り返った。

 3学年下の大迫が、鹿児島城西高から内田がプレーしていた鹿島アントラーズに加入したのは2009年。高校3年で出場した選手権で大会新記録となる10ゴールを挙げ、大きな注目を浴びていた。

 自身も高卒1年目から活躍した内田氏だが、「すぐ通用するほどプロは甘くない」と思っていたようだ。ただ、練習初日で衝撃を受けたという。

「彼が高校を卒業して(鹿島に)入ってきて、初めて練習をやった時にこれは高校生じゃ止められないなと思ったのが第一印象。すごいと言われていて、選手権でバンバン点を取って鹿島に入ってきて、『プロに入ったら難しいよ』って思ってたけど、こいつはやれるなって」

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 そして、そのファーストインプレッション通り、「あの時の鹿島は興梠慎三さんがいて、マルキーニョスがいたけど、そこに割って入ってきた」という大物ルーキーは、1年目から公式戦31試合に出場し、柳沢敦が持つ高卒新人のクラブ最多得点記録に並ぶ6ゴールを挙げたのだった。

「鹿島にいたので、"勝つ"ということや練習に取り組むメンタルが、俺に少し似ている。だから話がよく合う」という大迫とは、いまも連絡を取り合う仲だという。

 ブレーメンでは、満足な出場機会を得られていないが、「電話で話もするけど、そういう厳しさはよく分かっている。フォワードとしての扱われ方や立ち位置をよく分かっているから、何も心配していない」と後輩に期待を寄せた内田氏。先日のDFBカップ準々決勝でようやく今シーズン初ゴールを決めた日本の主砲の、"ラストスパート"に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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