FC東京、中村帆高が右半月板損傷で手術を実施。治療期間は6か月の見込み

2021年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

4月3日の名古屋戦前半に負傷

左右のSBをハイレベルにこなし、FC東京にとっても貴重な戦力だった中村帆高。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 FC東京は4月18日、クラブの公式ホームページでDF中村帆高の負傷を発表。右膝半月板損傷で治療期間約6か月の見込みだという。

 今シーズンも左右のSBとして開幕から7戦連続で試合に出場していた中村は、4月3日のJ1リーグ第7節、名古屋グランパス戦の22分に負傷交代。後日、右膝半月板損傷が判明して、4月14日に手術を実施し、全治までは約6か月かかる見込みだ。

 神奈川県横須賀市出身の中村は、横浜F・マリノスの下部組織から日大藤沢高、明治大へ進み、在学中に特別指定を受け、2020年にFC東京に加入した。初年度はシーズン中に室屋成が海外移籍したこともあり、19試合に出場。12月のサンフレッチェ広島戦ではプロ初ゴールも記録。ドバイで集中開催されたACL(アジア・チャンピオンズリーグ)では5試合全に出場していた。
 
 また、2019年のユニバーシアードで日本代表に選出され、金メダル獲得に貢献。昨年末にはU-23のトレーニングキャンプにも招集され、東京五輪に出場するU-24日本代表候補だった。

 全治期間は約6か月。今年7月に予定されている東京五輪への出場は絶望的となってしまった。

 左右のSBをハイレベルにこなし、粘り強い守備を持ち味とする23歳DFの完全復活を祈りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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