「太ももえぐっ」「絶対強い」期待値急上昇の神戸新助っ人FWアユブ・マシカ。デビュー戦で示した存在感

2021年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「激しい練習をしてきたので感覚は良かった」

チーム合流からわずか3日後にJデビューを飾ったA・マシカ。今後のさらなる活躍に注目だ。(C)SOCCER DIGEST

 期待に応えるパフォーマンスだった。J1リーグ第10節の湘南ベルマーレ戦で、ヴィッセル神戸の新助っ人FWアユブ・マシカがデビューを飾り、随所に好プレーを披露した。

 チーム合流からわずか3日後の湘南戦でベンチ入り。66分、井上潮音に代わって途中出場を果たす。71分には対峙するDFをフェイントでかわして惜しい右足シュート。その1分後にはクロスで古橋亨梧のシュートチャンスをお膳立て。83分、古橋のスルーパスに抜け出して放った一撃は、わずかに枠を外れた。

 目に見える結果こそ残せなかったが、優れたスピードやテクニックを披露するなど、その存在感は抜群だった。

「隔離期間中も含め、2週間ほど、かなり激しい練習をしてきたので感覚は良かったです。ここからどんどんチームに溶け込んでいければなと思っています」

 ベンチに座っている時は「乗り出してじゃないですけど、プレーをしていない間も自分を追い込んで、チームのために自分にできることを、という思いで見ていました」。試合は結局、0-0のスコアレスドローに終わったが、「自分たちは良い試合ができたと思いますし、勝点3を取れるような内容でした」と振り返る。
 
 クラブの公式ツイッターは、ピッチに入る瞬間の写真とともに「マシカ選手のヴィッセルデビュー!おめでとうございます!」と投稿すると、「太ももえぐっ」「絶対強い」「しなやかだったなぁ~」「見てて楽しい」といったコメントが寄せられた。

 今後に向けて大いに可能性を感じさせたA・マシカ。さらにフィットしてくれば、相手にとって脅威のアタッカーになりそうだ。今後の活躍に注目したい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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