相馬アントラーズ初陣で1-0完封勝利! 町田のヘッド弾でポヤトス初采配の徳島を下す

2021年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

永戸のCKから町田がヘッドで叩き込む!

CKから1得点の町田(右)は守備でも好プレーを見せた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは4月17日、第10節の5試合を各地で開催。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行なわれた徳島ヴォルティス対鹿島アントラーズの一戦は、1-0で鹿島が勝利した。

 新型コロナの影響で合流が遅れていたダニエル・ポヤトス監督の初采配となった徳島と、ザーゴ前監督の解任に伴い、コーチから昇格した相馬直樹監督の初陣となった鹿島。試合の立ち上がりは、ビルドアップに優れる徳島がボールを握る展開も、鹿島も簡単に隙を与えず、堅実な守備から攻撃に打って出る。

 お互いに攻守両面で強度の高いプレーを見せるなか、先制したのは鹿島。31分、永戸勝也のCKに町田浩樹がヘッドで合わせてゴールネットを揺らす。

 リードを得た鹿島は前半のうちに追加点こそ奪えなかったが、集中力の高いディフェンスで徳島の反撃に対抗し、ピンチの芽を素早く積んでいく。

 迎えた後半、1点ビハインドの徳島が果敢に攻め込んでいく。鹿島も負けじと59分に上田綺世が力感溢れるシュートを放つも、これは相手GK上福元直人のファインセーブに阻まれる。
 
 その後も一進一退の攻防が続くが、スコアは動かず。町田が挙げた1点を守り切った鹿島が敵地で徳島を下し、勝点3を手にした。

 徳島は21日に敵地でルヴァンカップ第3節のヴィッセル神戸戦、24日に敵地でリーグ第11節の柏レイソル戦に挑む。鹿島は20日にホームでルヴァンカップ第3節の北海道コンサドーレ札幌戦、24日にホームでリーグ第11節の神戸戦を戦う。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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