リーガ・エスパニョーラとセリエAが「国外開催の39節」を検討中

2015年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

世界的な認知度と人気を高め、収益拡大を図る。

リーガとセリエAが公式戦の国外開催を検討中。まさかクラシコの輸出も!? (C) Getty Images

 リーガ・エスパニョーラとセリエAが、国外で開催する39節の実施を検討していることが明らかになった。英『BBC』が伝えている。
 
 ヨルダンでのサッカービジネスフォーラムに参加したミランとマラガの関係者が語ったもので、国外開催によって世界的な認知度と人気を高め、収益拡大につなげたい意向だ。
 
 ミランのコマーシャルディレクターを務めるヤープ・カルマ氏は、
「話し合いを続けているところだ。実現の可能性は十分にある」
 とコメント。
 
 一方、マラガのモアヤド・シャタト副会長は、
「ファンにとってライブにまさるものはない。レギュラーシーズンの試合を国外に持っていけるよう検討している」
 と話している。
 
 開催時期や開催地などの詳細は明らかになっていない。
 
 38節にもう1節を加えた「39節目の国外開催」はかつてプレミアリーグが企画・検討したが、反対の声が圧倒的で断念したという経緯がある。
 
 ちなみにプレミアリーグは現在、38節のうちの1節をアメリカや日本、中国、オーストラリアなどで開催する計画を進めている。
 
 リーガとセリエAが範例としているのが、グローバルマーケットで先を走るプレミアリーグの成功だ。
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