「彼の創造性は不可欠」鎌田大地は個性豊かなチームの“まとめ役”! ブンデス公式が称賛

2021年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

守備面での貢献も高評価

コスティッチ(10番)、A・シウバ(10番の奥)、ヨビッチ(9番)とともに好調の要因として称えられた鎌田。(C)Getty Images

 ブンデスリーガで好調を維持しているのが、フランクフルトだ。現在リーグ4位で、3位のヴォルフスブルクにも1ポイント差に迫っている。

 ブンデス公式もその好調ぶりに注目。「アディ・ヒュッターのチームには4人のエースがいる」と称え、"点取り屋"のFWアンドレ・シウバ、"爆発力"のFWルカ・ヨビッチ、"左サイドの重鎮"MFフィリップ・コスティッチ、そして"まとめ役"のMF鎌田大地の名前をあげている。

 鎌田は前節のヴォルフスブルク戦で1ゴール・1アシストと躍動し、4-3の勝利に大きく貢献。これでリーグ戦5得点・10アシストとし、自ら目標に掲げた15スコアポイントを達成している。

 そんな鎌田について、ブンデス公式は「彼のクリエイティビティ、創造性は、かつてないほどチームが求めるものである」と綴った。
 
「彼はフィールド上のゲームデザイナーだ。シーズン当初は好調で、途中は沈みかけたが、今のチームにとって彼のクリエイティビティは不可欠なものとなっている。この多才なオーガナイザーは、直近4試合で2ゴール・2アシストを記録。10アシストはリーグ3位の記録だ。守備面での向上も目覚ましく、多くのボールを保持し、多くのデュエル勝利数を積み上げている」

 ヴォルフスブルク戦後にはアディ・ヒュッター監督に「フィールド上のベストプレーヤー」と称えられ、現地紙『Frankfurter Rundschau』も「トップフォームだった」と称賛されるなど、鎌田の評価は高まるばかりだ。

 フランクフルトは次節、17日にボルシアMGと対戦する。奇しくも来シーズンからヒュッター監督の就任が発表されたチームとの対戦で、背番号15は再び輝きを放つことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】鎌田大地が躍動し、1ゴール・1アシスト! ヴォルフスブルクとの熱戦の様子はこちら

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