現地時間４月14日、チャンピオンズ・リーグ（CL）の準々決勝・第２レグが開催され、ドイツでドルトムントとマンチェスター・シティが激突した。

　試合が動いたのは15分。ペナルティエリア左でのハーランドのキープから最後は17歳のベリンガムが右足を一閃。絶妙なコントロールシュートはGKエデルソンの手を弾き、ゴールに吸い込まれた。敵地での第１レグを１-２で落としたドルトムントが、２戦合計２-２とし、アウェーゴールの差で逆転する。

　勢いに乗ったホームチームはその３分後にも、CKからアカンジがヘディングで合わせるが、モノにすることはできない。

　追いかける形となったシティは、25分にデ・ブルイネがゴール前でボールを奪い返し、右足を振り抜くも、クロスバーに嫌われる。その７分後にも、フォデンの折り返しに反応したマハレスがゴール至近距離からシュートを放つが、相手DFのブロックに遭い、チャンスを逃す。
 

　押し込むも得点は奪えず前半を終えたシティは55分、相手MFジャンのハンドでPKを獲得。これをマハレズが左足で豪快に叩き込み、今度は２戦合計スコアで逆転に成功する。

　再び追い込まれたドルトムントは69分、FKからフンメルスが上手く合わせたヘディングシュートはわずかにクロスバーの上を越えてしまう。

　すると75分、シティが貴重な追加点を奪取。ショートコーナーを受けたフォデンが、左足で強烈な一撃を突き刺した。

　これで勝ち上がりには３点が必要になったドルトムントはハーランドらがチャンスを迎えるも、結局最後まで得点は奪えず。第２レグも２-１で制したシティがアグリゲートスコア４-２で、５大会ぶりのベスト４進出を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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